個人事業主がキャッシング審査を通るためには? 

キャッシング通りやすい

個人事業主がキャッシング審査を通るためには?

個人で事業をしていて、生活資金が足りなくなった、急に事業でお金が必要になったということがあると思います。

会社経営者だから融資は難しい、キャッシング審査には通らないだろうと思っている方も多いようですが、実は消費者金融などでも個人事業主が借りられるローンが数多くあります。

公務員や上場企業のサラリーマンに比べると審査は確実に厳しいものではありますが、絶対に借りられないということはありません。ここでは個人事業主の方がキャッシングに申し込む際のコツなどをご紹介します。

個人事業主が利用できるキャッシング

一般的に個人事業主が利用できるものは以下のようなものがあります。これはあくまで一例で、公的な機関や自治体からの融資などもあります。

ローン種類 金融機関・貸金業者 資金使途 総量規制
事業向け融資 銀行等の金融機関 事業用の運転資金・設備資金 除外
銀行系カードローン 銀行等の金融機関 自由
※事業資金を除く
対象外
その他カードローン 消費者金融 自由
※事業資金を除く
対象
個人事業主向けカードローン 消費者金融など 事業資金 例外

本来であれば銀行の事業性融資を受けるのが金利面でも良いでしょうが、銀行での自営業者に対しての審査は厳しく、また様々な書類の提出を求められることになります。銀行融資が実行されるまでにも時間がかかることがほとんどなので、急ぎでお金が必要、そんなに多額でなくても良いという方は、消費者金融でのキャッシングも一つの手です。

消費者金融で借入れをする場合、貸金業法の総量規制の対象となり、まとまった金額の借入れが難しくなりますが、この総量規制には例外があります。「個人事業主向けのビジネスローン」もその条件の一つです。つまり、個人事業主向けの事業資金用ローンであれば、年収に関わらず借入限度額を設定することが出来るのです。

個人事業主がキャッシング審査を受ける際に必要なモノ

個人事業主がキャッシングを申し込む際に必要なものは以下の通りです。

本人確認書類

運転免許証や健康保険証などの公的な本人確認書類が必要です。出来れば顔写真付きのものの方が良いでしょう。

収入証明書

「所得証明書」とも呼ばれ、年間の所得状況を証明できる書類が必要です。借入希望額に応じて必要になります。会社員がキャッシングを利用する場合は、給与明細や源泉徴収票でも良いのですが、個人事業主の場合はそういうわけにはいきません。納税証明書や確定申告書といった証明書類が必要になります。また、通常は現時点での収入状況が分かればよいとされていますが、個人事業主の場合、2~3年分の証明を求められる可能性もあります。その内容を見て収入がある程度安定しているかどうかなどを判断されます。

事業を証明する書類

個人事業主の方が、事業用のキャッシングを利用する場合、事業の証明が必要になります。営業許可証や、納品書、請求書などがこれにあたります。

審査に向けてどのようなことに気を付けるべき?

では審査に申し込むにあたって、申込者本人はどのようなことに気を付けておくと良いでしょうか。

個人事業主が審査を受ける際に見られる特に重要なポイントは、「安定した収入が継続できるか」「しっかりと返済してもらえるか」です。対面での申し込みの際など、ただ必要書類を揃えて申し込むだけでなく、いくつか申込方法で気を付けるだけで印象がUPしますので参考にしてみてくださいね。

数年分の収入を証明できるようにしておく

継続した安定収入があるかどうかが最大のポイントとなるため、現在の収入が継続して得られていて返済能力があることを証明できれば有利になるでしょう。確定申告は、納める税金が無かったとしても収入や事業継続の証明にも有効なので、出来るだけ毎年しっかり行っておきましょう。

取引先をいくつか挙げられるようにしておく

自営業の場合、どのようなところと取引しているのかを聞かれることがあります。大手や信用のある先との取引は審査で有利に働きます。質問にもスムーズに答えられるようにいくつかの取引先を想定しておきましょう。また、その取引内容(金額、数量、取引年数など)が分かるものを用意しておくのも良いでしょう。

返済計画を立てておく

安定収入と併せて、毎月の資金繰りの中に返済分の余地があるかどうかもチェックされます。そこで、返済の目途や予定について簡単でも良いので計画書を作成しておくと良いでしょう。もし提出することがなくても、一度書面にまとめておくことで口頭質問でも焦らず明確に答えることが出来てプラスポイントとなります。

固定電話を設置しておく

一般のサラリーマンのキャッシングと同じく、個人事業主に対しても在籍確認の電話があることがほとんどです。最近では固定電話無しで携帯電話をメインに仕事をしている方も多いようですが、審査における在籍確認で携帯電話のみというのはマイナスポイントとなってしまいがちです。個人事業主の場合、この在籍確認はその事業が実際に存在しているかもチェックされているので、出来るだけ固定電話があると安心です。

書類はしっかりと扱う

提出する書類はもちろんのこと、記入を求められる場合にも丁寧に記入するようにしましょう。殴り書きのような文字、誤字脱字、ペンでぐちゃぐちゃと消すなどの訂正方法などはいいかげんな印象を持たれかねないので、面倒でも丁寧にしっかり記入しましょう。また、提出書類を小さく折りたたんでポケットから出すといったこともNGです。

普段から延滞などに気を付ける

借入申込み当日にどれだけ気を付けていても、信用情報に問題があってはどうにもなりません。クレジットカードや各種ローンで延滞が発生しないように普段から気を付けておきましょう。カードだけでなく、携帯電話等を分割購入した場合に延滞をするとそれも信用情報に影響が出ます。借入の審査では過去数年の事故情報を確認するので、借りたいと思ったときから気を付けても意味がありません。いつかキャッシングが必要になるかもしれないと考えておき、日ごろから返済日・決済日を守るようにしておきましょう。

借入しやすい個人事業主の職種と難しい自営業の職種

個人事業主の場合、職種ごとというよりも、その実績が結果につながることがほとんどです。同じ場所で、営業年数が長く事業を行っていればそのほうが有利で、これは飲食・建設・美容その他職業すべてに言えることです。

不利になりがちな職種をあえていうなら、開業まもない飲食店やネイルサロン、店の入れ替わりが激しい場所やテナントでの自営があります。

ただ先にも書きましたが、職種ではなく、実績が重要なのは間違いないでしょう。

個人事業主がキャッシングで借入するメリット

スピーディ

個人事業主に限らず言えることですが、キャッシングで借りる最大のメリットはスピードです。
銀行などで融資を受ける際には、窓口で相談→融資申込み→銀行内での稟議→審査→審査が通った場合その後実行手続き、という流れになることが多く、即日や翌日に融資金を受け取ることは難しいでしょう。それに対し、キャッシングの場合、個人で借入をする場合には最短即日と謳っているところも多く、事業性であっても銀行などで借りるよりは早くなるでしょう。

書類が少ない

消費者金融や銀行系カードローンはWebで完結としているキャッシングが多く、紙で書類を用意することがほとんどありません。銀行などで借入をする場合、記入書類や提出書類は消費者金融会社と比べてはるかに多いでしょう。ネットで申し込みや簡単な手続きが済むという点もメリットです。

事業用の資金なら総量規制に縛られない

生活費に使用する資金を消費者金融業者から借りる場合、総量規制の対象となり、年収の3分の1までしか借りることができません。しかし、個人事業主の場合、一定の条件のもと、総量規制の例外として限度額の縛りなく借り入れをすることが可能になります。(規制上の限度がないという意味で、別途利用限度額は設定されます。)

個人事業主がキャッシングで借入するデメリット

資金使途を明確にしておく必要がある

個人向けのキャッシングに申し込む場合、その資金使途は自由ですが、事業用は不可となっていることが多いようです。また、個人事業主向けの事業ローンに申し込むと、その資金使途は事業に係る費用に限られることもあります。個人事業主の場合、生活費も事業費もあいまいになっていることも少なくなく、資金使途の決まりを超えて使用してしまわないように気を付けなければいけません。もし契約したときの利用目的と違う資金の使い方をしていた場合には、すぐに全額返済を求められたり、強制解約となってしまったりということもあり得るので、使い方には注意しましょう。

審査が厳しい

銀行系カードローン会社などはもちろんのこと、ほとんどの審査機関で個人事業主に対してはサラリーマンよりもはるかに厳しい審査を行っています。返済が十分に出来るだけの安定した収入を得られているかが大きなポイントになり、少しでも不安要素があれば審査に影響が出ます。これまでの収入を証明する、継続した業績を証明するといったアピールをすることで印象を良くすることが出来るので工夫してみましょう。確定申告で0円申告や赤字申告をしている場合は、今後業績が伸びる可能性があることを証明する必要があります。

業績によって返済が難しくなることも

審査で見られるポイントそのものですが、収入が一定ではないので、経営状況によってはそれまで問題なく返済できていたものが、赤字経営になり返済できなくなることもあります。また、そうなったときに延滞を続けてしまうと、信用情報にその情報が載るのでそれ以降の融資申し込みも難しくなります。あらかじめ、返済用の資金を少しずつ蓄えるなど、万が一の場合に備える努力をしておきましょう。

独立して収入が少ない状態の個人事業主でもキャッシング審査は通る?

独立して間もない状態でのカードローン申し込みは、結論から言うと「かなり厳しい」でしょう。個人事業主がキャッシングに申し込む場合、決算書や確定申告書類など収入の証明が必須となります。開業して間もない場合、この収入証明が十分に用意できず、申込条件に満たないこととなるため、厳しいと考えられます。業者によっては開業後半年から審査可能としているところもあるので、公式HPなどをチェックしてみましょう。
また、開業前、もしくは開業して間もない時期に資金が必要な場合、銀行や商工会議所などで相談してみると、創業者支援の融資等のアドバイスがもらえるかもしれません。

個人事業主でも銀行からのキャッシングは可能なのか?

銀行系カードローンも、個人事業主に対しては消費者金融以上に厳しい審査の目を向けています。しかし、だからとって審査に通らないというわけではなく、審査基準をクリアすれば銀行系カードローンの作成は可能です。
銀行系カードローンの場合は、より安定を求められるので直近3~5年程度の確定申告書と決算書、事業内容や業績のわかるものを持参すると良いでしょう。銀行系カードローンは総量規制対象外のローンとなりますが、個人事業主の場合はあまり高い限度額には出来ないことがほとんどです。

個人事業主におすすめのカードローン

ここでは自営業者本人でも申し込みができるキャッシングをいくつかご紹介します。
このほかにも各社で自営業者でも申し込めるカードローンがあります。自営業者専用カードローンや資金使途の指定があるものもあります。これ以外のカードローンも公式サイトなどをチェックしてみてくださいね。

カードローン名・会社 資金使途 金利・限度額 おすすめポイント
三菱東京UFJ銀行
「バンクイック」
・自由(※事業性不可) 年1.8~14.6%
最高500万円
・アコムとの提携商品なので審査が銀行系の中でも甘い
・最短30分、即日融資可能
アコム
「ビジネスポートカードローン」
・自由 年12~18%
最高300万円
・個人事業主向けのカードローン
・即日利用可能
・資金使途は自由
プロミス
「自営者カードローン」
・自由(生計費または事業費) 年6.3~17.8%
最高300万円
・個人事業主向けのカードローン
・即日利用可能
・資金使途は自由

この調査内容の総括

自営業者のキャッシングについてまとめてみました。
なかなか審査のハードルが高いといわれる自営業者ですが、一定の条件を満たせば決して無理なことではありません。また、最近は各社で自営業者向けのカードローンも提供しているので、そういったものをうまく利用できれば事業の資金繰りもスムーズにいきそうですね
銀行系カードローンや大手消費者金融は審査が厳しめだともいわれているので、実績に不安がある方は、中小消費者金融を兼用するのも一つの方法です。実績に不安があるという理由で勤続年数や取引内容に嘘の自己申告をすることは、大きなペナルティにもつながりかねないので、絶対にやめておきましょう。
ここでご紹介した以外にも、多くの金融機関や消費者金融で個人事業主を対象にした商品を扱っているので、身近なところからチェックしてみるのも良いでしょう。


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